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テレビパネル価格、1月下旬に反転上昇へ


ニュース 電子 作成日:2020年1月6日_記事番号:T00087702

テレビパネル価格、1月下旬に反転上昇へ

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの邱宇彬研究副総経理は、テレビ用パネル価格が春節(旧正月、2020年は1月25日)連休明け以降に上昇に転じると予測した。32、43、50、55、65インチパネルでいずれも1~2米ドル値上がりするとの見方だ。6日付工商時報が報じた。

 邱研究副総経理は、第1四半期に発売されるテレビ新製品向け調達が始まること、サッカーの欧州選手権(ユーロ2020、6~7月開催)や東京五輪(7~8月開催)など大型スポーツ大会の開催が迫っていることを理由に挙げた。

 この他、米中貿易戦争で輸出に打撃を受けている中国のテレビブランドがメキシコ市場の開拓に注力し、パネル調達量を目に見えて増やしていることも価格上昇を後押しする見込みだ。

 テレビ用パネル価格は昨年、半年近く下落が続き、主流サイズ製品の下落幅は30~50%に拡大、特に32インチや55インチでは生産コストを割り込んでいた。