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CF価格、前年比で9〜11%下落予測


ニュース 電子 作成日:2008年7月11日_記事番号:T00008774

CF価格、前年比で9〜11%下落予測

 
 市場調査会社のディスプレイリサーチによると、過去1年間需給が逼迫(ひっぱく)していた液晶パネル用カラーフィルター(CF)の実勢価格は、今年4~6月期以降の増産に伴い、下落傾向を示している。11日付工商時報が伝えた。

 CF業界では、凸版印刷と友達光電(AUO)の合弁による台湾凸版国際彩光(CFI)の増産や展茂光電(アライド・マテリアル・テクノロジー)が売却した第5世代生産ラインの操業再開、中国の広電電子(SVAエレクトロン)と富士フイルムによる合弁工場の生産開始などで第5世代CFの供給量が拡大する見通しだ。ただ、第4世代CFについては供給不足の懸念が残っている。

 調査担当者は、今年から来年にかけての増産で第5~7世代のCF価格は前年比で9~11%下落すると予測した。