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奇美電の10世代工場、高雄県に用地協力を依頼


ニュース 電子 作成日:2008年7月11日_記事番号:T00008776

奇美電の10世代工場、高雄県に用地協力を依頼

 
 奇美電子(CMO)の廖錦祥董事長は10日、楊秋興高雄県長に対し、南部科学工業園区高雄園区(高雄県路竹郷)で第10世代工場の設立に新たに100ヘクタール以上の用地が必要だと説明し、高雄県政府に協力を求めた。11日付工商時報が伝えた。

 奇美電の見積もりによると、10世代工場の建設資金は2,130億台湾元(約7,500億円)。10世代工場の建設スケジュールは未定だが、まずは用地確保に乗り出した形だ。

 楊県長は奇美電に対し、高雄園区の第2期200ヘクタールの用地開発を行い、10世代工場建設に十分な広さがあると説明した。第2期開発は、行政手続きや環境アセスメントが、1年2カ月後に終了する予定だ。

 奇美電は当初、10世代工場の建設地として南科樹谷園区を検討したが、用地不足のため高雄園区がより適切と判断している。高雄園区では8.5世代工場の建設を進めている。