ニュース 電子 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087775
サプライチェーンの情報によると、7日にミドルエンドのスマートフォン向けの第5世代移動通信(5G)対応システム・オン・チップ(SoC)「天璣(Dimensity)800」を発表したIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、5Gチップの月間需要が100万セットに達しており、今年通年の目標を5,000万セットに置いている。9日付蘋果日報などが報じた。
天璣800は5G通信速度を2倍に引き上げる2キャリアアグリゲーション(2CC CA)に対応し、高速通信のカバー範囲を30%拡大できる。サブ6ギガヘルツ(GHz)帯の周波数帯に特化した設計で、今年、アジア、北米、欧州でのカバーエリア拡大によって商機が見込める。
メディアテックはこの他、8Kスマートテレビ用の特定用途向けIC(ASIC)をソニーと共同開発した。5Gと人工知能(AI)などの技術を統合したもので、重要なマイルストーンとなった。游人傑同社シニア副総経理兼スマートデバイス事業群総経理は「メディアテックのAIプラットフォームが居間、台所、寝室のスマートデバイスを制御し、スマートテレビはスマートホームの核心的端末となる」と説明した。
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