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IC設計のオンブライト、私募ファンドの買収提案応諾


ニュース 電子 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087776

IC設計のオンブライト、私募ファンドの買収提案応諾

 光宝集団(ライトン)系の電源管理IC(PMIC、パワーマネジメントIC)設計業者、昂宝電子(オンブライト・エレクトロニクス)は8日、マジキャピタル(MagiCatipal)を筆頭とする3個の私募ファンドで構成するコンソーシアム、オーソジー・インベストメント・ホールディングスからの買収提案を受け入れると発表した。9日付経済日報が伝えた。

 オーソジーは1株230台湾元、総額128億8,000万元(約470億円)でオンブライトの全株式を取得。買収完了後、店頭市場での登録は廃止される。

 オンブライトはライトン傘下で米半導体メーカー、ダイオーズへの売却が決まっているパワーデバイスメーカー、敦南科技(ライトン・セミコンダクター)が31.2%を出資する企業。

 ダイオーズへの敦南科技売却は現在、オンブライトの中国子会社、昂宝電子上海の反対に直面している。このため、オンブライトを切り離すことで、ダイオーズによる敦南科技合併をスムーズに進める狙いがあるとみられる。