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工研院のスマート技術、サイクリスト訓練に応用


ニュース 電子 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087782

工研院のスマート技術、サイクリスト訓練に応用

 工業技術研究院(工研院、ITRI)は8日、同院が開発した「iStimUweaR複合式スマートウエアラブル(装着型)システム」の応用に向けた契約を、宏碁(エイサー)のサイクルコンピューター子会社、愛普瑞(エクスプローバ)、アパレルメーカーの宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)と結んだ。9日付工商時報が報じた。

/date/2020/01/09/01istim_2.jpg提携契約を結んだ陳エクスプローバ総監(左)。共同で世界のデジタルスポーツ商機の開拓を目指す(工研院リリースより)

 契約は米国で7日開幕した国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に合わせて結ばれた。今後はサイクリスト向けの走行訓練システムへの応用を目指す。

 「iStimUweaR」はセンサーによって体の状況をスマートフォンでリアルタイムに把握し、電流による刺激で筋肉をリラックスさせたり、痛みを軽減したりすることができるウエアラブルデバイスだ。

 エクスプローバの陳嘉言総監は「スポーツテクノロジーが台頭する中、スマート訓練プラットフォーム分野への参入を目指している。サイクリストは自宅で世界の愛好者とバーチャルなレースを楽しめるようになる。屋内から屋内まで、アマチュアからプロまでをカバーする完璧なソリューションを提供したい」と述べた。