ニュース 電子 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087783
システム・オン・チップ(SoC)大手、ソシオネクスト(横浜市港北区)は8日、鴻海科技集団(フォックスコン)と米ネットワーク・オプティクスと共同で、エッジ処理向け人工知能(AI)サーバー「BOXiedge」を開発したと発表した。スマートリテール、スマートマニュファクチャリング、監視カメラ、医療用AIなど多様なアプリケーションでの活用が可能だ。9日付経済日報によると、スマートリテールの日本の顧客向けに既に少量出荷した。
小型・ファンレス・高効率エッジAIサーバー「BOXiedge」(ソシオネクストリリースより)
ソシオネクストの発表によると、「BOXiedge」は200×200ミリメートルのコンパクトな筐体(きょうたい)で、30ワット(W)の低消費電力を達成。ARMベースの中央演算処理装置(CPU)に加え、AIアクセラレーターカードの搭載で、20TOPS以上の高速処理を実現し、画像分析による物体の分類などのAIアプリケーションで卓越したパフォーマンスを発揮する。また、CaffeやTensorFlowなどの主要なAI開発フレームワークをサポートしており、追加の学習時間を必要としない。リアルタイムアプリケーションのサポートのため、ネットワーク・オプティクスのビデオ管理ソフトウエア(VMS)「Witness VMS」がプレインストールされており、現在市場で入手可能な多くのIPカメラが利用可能だ。
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