ニュース 商業・サービス 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087790
下着最大手、台湾華歌爾(台湾ワコール)は、3次元(3D)スマートスキャナーと人工知能(AI)を組み合わせた「3D AI体形測定」のサービスを、遠東そごうの台北忠孝館(台北市大安区)1階でスタートした。14日まで行う。今年は台湾全土の大手百貨店で、ポップアップストア方式で計20回の実施を予定している。9日付工商時報などが報じた。
3D AI体形測定は、体の50万カ所の測定ポイントを8秒でスキャンしたデータと、ヒューマンファクターのビッグデータを合わせて、体に合った下着製品を推薦するもの。同時に顧客管理(CRM)データベースに保存する。同社は会員約100万人のデータベースを保有しており、電子商取引(EC)業者やファストファッションに対抗する武器として期待している。
陳均輝同社総経理によると、ECとファストファッションの影響で、台湾の下着業者の実体店舗の売上高は最近10年で1割縮小した。ハイテクと店舗での体験を組み合わせた戦略を取るユニクロの影響が最も大きいという。
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