ニュース 電子 作成日:2020年1月10日_記事番号:T00087805
サプライチェーンの観測によると、電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)傘下でスマート端末を生産する英華達(インベンテック・アプライアンシズ)が、グーグルのスマートスピーカーの受託生産を受注した。今年半ばにも上海工場で量産を開始するとみられる。グーグルのスマートスピーカーの受託生産は、これまで主に広達電脳(クアンタ・コンピューター)が担っていた。10日付電子時報が報じた。
グーグルは昨年、傘下でスマートホーム事業を手掛ける「Nest(ネスト)」を統合。英華達は、ネストに温度センサーやセキュリティー関連製品を供給していたことから、受託生産の受注につながったとみられる。市場調査会社、Canalysの統計によると、グーグルの昨年第3四半期のスマートスピーカー出荷台数は350万台、市場シェアは12.3%で4位だった。
一方、英華達が従来独占受注していた米Sonos(ソノス)のスマートスピーカーの受託生産に、緯創資通(ウィストロン)が新規参入したようだ。ソノスの年間出荷台数は約200万台と少ないが、単価が比較的高く、利益が大きいため、ウィストロンへの恩恵が見込まれる。
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