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台湾人の国際結婚離婚率、最悪は日本人男性


ニュース 社会 作成日:2008年7月14日_記事番号:T00008782

台湾人の国際結婚離婚率、最悪は日本人男性

  
 台湾人と外国人配偶者の離婚が年々増えており、昨年離婚した夫婦の5組に1組が国際結婚で、特に配偶者が日本人男性のケースが最も多かったことが、内政部の統計で明らかになった。14日付中国時報が報じた。
  
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 台湾人と日本人夫婦の離婚率は1,000人当たり153.12組で、配偶者がタイ人の場合の51.99組、カンボジア人の場合の30.61組を大きく引き離し、配偶者の国籍別で最高だった。中でも夫が日本人の場合が特に多く1,000人当たり288.37組で、妻が日本人の場合は36.47組だった。

 女性の婚姻に関する問題や自立を支援する団体、晩晴婦女協会は、日本社会や文化は台湾とそれほど変わらないと考えがちだが、実際には日本人男性の男性優位の考え方に台湾人女性がついていけないケースが多いと指摘した。

 台湾人と外国人配偶者の離婚率は1,000人当たり28.4組で、夫が外国人の場合が44.7組、妻が外国人の場合は27.2組だった。台湾人同士、国際結婚を合わせた全体の離婚率は千人当たり11.61組で、男性は11.41組、女性は11.81組だった。

 昨年の台湾の離婚件数は過去6年で最低の5万8,518組だった。このうち、外国人配偶者との離婚が占める割合は前年比0.99ポイント増の18.95%で、過去最高だった。