ニュース 政治 作成日:2020年1月12日_記事番号:T00087832
香港の反中デモへの支持を明確にしている蔡英文氏再選に対し、香港の民主派や市民から歓迎の声が相次いだ。一方、中国は香港の反中デモを通じて高まった香港と台湾の市民の連帯に今後も神経をとがらせそうだ。
周氏は反中デモで起訴され、出境が禁じられている。台湾の選挙の雰囲気を味わい、重要な歴史的瞬間を目にすることがかなわないのが残念と語った(周氏FBより)
2014年の反中デモ「雨傘運動」に参加した周庭(アグネス・チョウ)氏は11日、日本語でツイッターに「民主主義と自由を重視している立候補者が当選してよかった。台湾がこれからも引き続き民主的な場所であるように」と書き込み、蔡氏に祝意を示した。周氏は投票前日、台湾市民に対し「今回の総統選挙は青(国民党)と緑(民進党)の戦いでなく、独裁と民主の戦い」「さまざまな意見を表明し、自分の政府を選ぶ権利を持つ台湾のみんながうらやましい」「一国二制度は災難。あなたたちの主権、民主、自由を守って」などと呼び掛けていた。
昨年米議会で香港問題について証言した歌手、何韻詩(デニス・ホー)氏はフェイスブック(FB)を通じ、「これが民主主義の重み、自由の味わい」と語った。逃亡犯条例を強行に推進した香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官については、台湾人を目覚めさせ、世界中に中国が邪悪な機械だと知らしめた「反共の母」だと皮肉った。
12日付自由時報によると、インターネット上には「おめでとう」「台湾の民主が守られた」「台湾を第2の香港にしてはならない」など、香港ユーザーのコメントがあふれた。
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