ニュース 政治 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087856
11日の立法委員選挙で第3党となった新党・台湾民衆党主席の柯文哲台北市長は12日、民衆党が一部の選挙区に候補者を擁立したため票が割れ、国民党の候補が当選し、民進党などの候補が落選する原因になったとの指摘について、「過半数を取っても満足しないのか」と皮肉った。4年後の2024年総統選挙を目指す自信については、「増しても減ってもいない」と語った。13日付蘋果日報が伝えた。
柯市長は、他党との連携可能性について問われ、民進党が単独過半数を占めたため、民衆党には少数政党としての数の影響力がないと否定的な見方を示した(12日=中央社)
民衆党の発起人で比例で立法委員に当選した蔡壁如氏は「22年統一地方選、24年総統・立法委員選に積極的に備え、究極的には政権獲得と議会第1党を目指す」と述べた。
柯市長は1期目の14年の台北市長選に民進党の支援を受けて当選したが、その後は民進党との関係が悪化。今回の総統選へは出馬を見送ったものの、次期総統選への出馬を視野に入れている。ただ、柯市長が実際に次期総統選に出馬するかどうかを判断するのは尚早で、当面は立法院内で第三勢力としてのチェック機能を果たし、22年の統一地方選に向け、党勢を拡大できるかが鍵となる。
蔡氏は「現在は人材が極端に不足している」として、当面は当選した立法委員の助理(秘書)の公募で人材を確保していく方針だ。落選候補の中から助理を起用し、「影の内閣(シャドーキャビネット)」を発足させることも検討していく。
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