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蘇貞昌内閣続投、閣僚留任へ


ニュース 政治 作成日:2020年1月14日_記事番号:T00087881

蘇貞昌内閣続投、閣僚留任へ

 蘇貞昌行政院長率いる内閣は13日、臨時閣議を開き、慣例に従い形式上はいったん総辞職したが、直ちに蔡英文総統の慰留を受け、続投が決まった。閣僚は留任が有力で、内閣改造があるとしても小幅にとどまるとみられる。14日付聯合報などが報じた。

/date/2020/01/14/17su_2.jpg総辞職の文書に署名する蘇行政院長。閣僚との恒例の記念撮影も行われなかった(13日=中央社)

 蔡総統は辞意に対し、「蘇院長の政績は卓越しており、施政能力を示した。行政チームを引き続き率い、内外のさまざまな試練に取り組んでもらいたい」と指示した。

 行政院のコラス・ヨタカ報道官は、蘇行政院長が閣議で全閣僚に引き続き台湾のために働き、体感できる政績を上げるよう求めたとした上で、「仕事ができる政府」を目標に掲げたと説明した。

 現時点では、蘇行政院長は蔡総統の2期目の任期が始まる5月20日以降も続投が有力だ。立法院長には、蘇嘉全氏に代わり游錫堃氏の就任が有力で、立法院副院長は蔡其昌氏の続投が濃厚となっている。