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海運直航、中台交渉の主要議題に


ニュース 運輸 作成日:2008年7月14日_記事番号:T00008791

海運直航、中台交渉の主要議題に

 
 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長は11日、江蘇省太倉市で開かれた海運業界のシンポジウムで、今秋に海協会の代表団が訪台する際、中台間における海運直航が主要議題になるとの認識を示した。中央社が中国新聞社電を引用して伝えた。

 陳会長は「海運直航は既に両岸(中台)で共通認識が存在する議題で、既に長期間にわたり折衝を続けてきた。将来的にできるだけ早く期待を実現させたい」と述べた。

 シンポジウムでは台湾の陽明海運、中国の中国外運(サイノトランス)などが将来的な直航に備えた準備に着手していることを表明した。

 一方、12日付経済日報によると、海運直航をめぐっては、交通部が基隆、台中、高雄、花蓮という4つの国際港湾のほか、台北、蘇澳(宜蘭県)、安平(台南県)を補助港湾として開放し、経済部工業局が管理する麦寮(雲林県)、和平(花蓮県)の両工業港と高雄港が管理する布袋港(嘉義県)も開放対象に含める草案を作成済みだ。今後行政院大陸委員会、海峡交流基金会(海基会)などと調整を進める。