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作成日：2008年7月14日_記事番号：T00008793
遠東航空、空港施設への送電が止まる
台北市・松山空港にある遠東航空（ファーイースタン・エアー・トランスポート）の整備場と事務所への送電と給水が11日、交通部民用航空局（民航局）によって止められた。同社の民航局への未払い金が約３億台湾元（約10億5,000万円）に上っていることを受けての措置だ。12日付経済日報が伝えた。
遠東航空は債権銀行団に約110億元の負債があるほか、最近３カ月、社員に給料を支払っていない。
同社は先月の株主総会で、１株１元を下回らない価格で50億株の私募増資を実施し、再建することを決めている。しかし同社の広報担当によれば、引き受けに応じた企業は現時点ではないという。
