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中国人観光客第1陣、8日で4千万元の消費


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年7月14日_記事番号:T00008797

中国人観光客第1陣、8日で4千万元の消費

  
 7月4日に就航した中台間の週末直航チャーター便に搭乗して台湾を訪れた中国人観光客第1陣が11日台湾を後にした。台湾の旅行会社の推計によると第1陣の計664人は、往復の航空券代を差し引いた8日間の宿泊費およびショッピング代金が1人当たり約6万台湾元(約21万円)となり、総額4,000万元に上るとみられる。それでも控えめな見積もりとされ、多くの中国人観光客が、「土産だけで2万~3万人民元(約31~47万円)使った。使った総額は想像よりかなり多い」と話した。12日付聯合報が報じた。
 
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 中でも江蘇省旅遊局の張局長をリーダーとする「蘇州考察団」は、第1陣26団体のうち最も活発に消費を行ったと言われる。その蘇州考察団は、先日花蓮のショッピングストアで90万元、台湾を離れる11日午前にも、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)の免税店で1時間半の間に70万元を消費するなど強烈な消費力を見せつけた。
 
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 また、この「蘇州考察団」(男性47人、女性38人)に対し聯合報がアンケート調査を行ったところ、最も気に入った観光地としては日月潭が最多得票となった。2位阿里山、3位太魯閣峡谷となり、前評判の高かった台北101は上位5位に入らなかった。

 同アンケートによると、今回のツアー全体に対する満足度は98%にも達し、「来る前よりも台湾が好きになった」と答えた人は64%に上った。その要因として、「台湾人の友好的で礼儀正しく、人情味にあふれた人間性」や「美しい自然」、「清潔な環境」が上位を占めた。