高雄市の百貨店大手、漢神百貨（漢神デパートメントストア）は20日、台中洲際棒球場（台中インターコンチネンタル野球場、台中市北屯区）近くで開発される複合商業施設「台中洲際娯楽商城」への出店を発表した。21日付工商時報などが報じた。
売り場は地上７階、地下４階建てで、面積３万4,000坪と、高雄市の漢神巨蛋購物広場（漢神アリーナショッピングプラザ）の約２万坪を上回る。高級ブランドの購入客向けに、専用の駐車場を設ける計画だ。オープンは2023年末～24年上半期とみられる。
漢神アリーナの昨年売上高は前年比３％増の140億台湾元（約510億円）で、南部の百貨店として過去最高だった。漢神百貨を合わせた２店合計では10％増の226億元だった。
