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台湾製インフルエンザ薬、5年後にも発売へ


ニュース その他製造 作成日:2008年7月14日_記事番号:T00008800

台湾製インフルエンザ薬、5年後にも発売へ

 
 中央研究院遺伝子研究センターはこのほど、台湾製のインフルエンザ新薬タミフォスフォル(零流感)の実用化に向け、ブロモベンゼンを出発物質とすることで生産工程を45日から14日に短縮することに成功した。現在動物実験を行っており、5~10年後の発売を目指す。12日付工商時報が伝えた。

 新製法は従来のキシリトールを原料とする製法より生産工程が大幅に短縮できるという。開発成果はこのほど、専門誌「アンゲヴァンテ・ヒェミー」に論文の形で掲載された。

 同センターの説明によると、新薬は現在鳥インフルエンザの治療薬として使われているタミフルよりも酵素活性や細胞保護の面で効果が高いという。