ニュース 医薬 作成日:2020年2月3日_記事番号:T00088050
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1月末より医療用マスクの購入を1人当たり1回上限3枚に制限する措置が導入されているが、市場では品薄が続いている。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、購入への実名制導入も含めた検討に入った。3日付聯合報などが報じた。
各地でマスクを求める市民の行列ができた(1日=中央社)
行政院は、医療用マスクの生産能力拡大のため2億台湾元(約7億2,000万円)を投じ、今後1カ月で生産能力を1日当たり1,000万枚へと、現在の400万枚から拡大させる方針だ。一方、特に不足が深刻な子供用マスクについては、大人用の生産を確保するため、現在の1日当たり30万枚を維持する。
1月31日より、台湾で生産される医療用マスクを全数買い上げ、260万枚をコンビニエンスストアやドラッグストアなど民間向けに、140万枚を医療や公務向けに割り当てている。民間の小売価格は、2月1日から1枚6元へと2元値下げされた。
輸出禁止と持ち出し制限
台湾域内のマスク供給確保のため、医療用・外科手術用マスクと、ろ過効率の高い「N95」規格マスクの輸出は、1月24日から2月23日までの1カ月間禁止されている。個人による台湾域外へのマスク持ち出しは同期間、1人当たり最大250枚に制限される。
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