ニュース 社会 作成日:2020年2月3日_記事番号:T00088053
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は1日、肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルス感染が台湾で確認された10人について、全員の病状が回復に向かっており、うち1人は2次検査でもウイルスが検出されず、今週にも退院できるとの見通しを示した。10人のうち8人は海外で感染した輸入症例、残り2人は台湾での家庭内感染のため、同センターは地域社会で感染が広がっている状況ではないと分析している。中央社電などが伝えた。
2日間休業し消毒作業を行った金芭黎舞庁。男性からの二次感染は確認されなかった(26日=中央社)
1日時点での疑い例の通報は累計1,007件で、内訳は感染確認10人、陰性829人、残りは隔離検査中(うち1次検査で陰性91人)となっている。感染が確認された10人との接触者は486人に上り、うち症状を訴えた34人のうち32人は陰性と判明した。
同センターは、感染者との接触者や、武漢市のある湖北省に滞在歴のある人など約2,000人に自宅などでの隔離や外出制限「居家検疫」を義務付け、位置情報測定機能付きのスマートフォンを支給して連絡を取っている。
一方、高雄市政府衛生局は25日、台湾人男性の感染者に対し、感染判明前の段階で高雄市苓雅区のダンスホール「金芭黎舞庁」を訪れたことを隠すなど調査に協力しなかったとして、30万台湾元(約110万円)の罰金を科した。
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