ニュース 社会 作成日:2020年2月3日_記事番号:T00088056
中国・湖北省武漢市で発生した肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国当局は2日、現在湖北省に滞在する約500人の台湾人を帰台させることに同意した。第1弾として約200人が近日中に武漢から台湾へ戻る見通しだ。台湾の中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は、帰台者にはまず14日間の隔離措置を取るとの方針を示した。3日付自由時報が報じた。
湖北省滞在者の家族は帰台を待ち望んでいる(1日=中央社)
湖北省に滞在する台湾人を支援する団体によると、親族訪問、出張、旅行などで同省を訪れた計503人(武漢市は233人)が足止めされており、うち2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
滞在者の帰台については、台湾政府が中国側にチャーター機での輸送を許可するよう要請していたが、これまで返答がなかった。
交通部は、既に中華航空(チャイナエアライン)の専用機を待機させており、同センターも帰台者の隔離施設を手配済みだ。
台商(海外で事業展開する台湾系企業)関係者によると、3日午後6時50分に出発し、午後9時ごろ桃園国際空港に到着する予定だ。
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