ニュース 電子 作成日:2020年2月4日_記事番号:T00088077
肺炎などの症状が出る新型コロナウイルス感染拡大を受け、中国の多数の地域で春節(旧正月)連休後の企業活動再開が10日以降に延期された影響などにより、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の供給不足がさらに深刻化している。中国に工場を持つ国巨(ヤゲオ)や華新科技(ウォルシン・テクノロジー)などの大手メーカーでは、スマートフォンやノートパソコンに使用される一部製品の納期が3カ月以上に延びており、オファー価格がさらに上昇する見通しだ。4日付経済日報が報じた。
証券会社によると、ヤゲオの在庫は警戒水準の45日分まで減少、華新科技は約42日分と警戒水準を下回ったようだ。ヤゲオのコンデンサー・抵抗器生産能力は台湾工場が全体の30%、中国江蘇省の蘇州工場が70%を占める。華新科技の中台のMLCC生産能力比率は半々とされる。
ヤゲオは、高雄工場の稼働率を高めて需要に対応すると表明した。
また、抵抗器の供給もさらに逼迫(ひっぱく)しており、ヤゲオや大毅科技(TA-Iテクノロジー)などが恩恵を受ける見込みだ。
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