ニュース 電子 作成日:2020年2月4日_記事番号:T00088079
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、テレビ用液晶パネル価格は1月に上昇に転じており、2月に上昇幅がさらに拡大する見通しだ。中国・湖北省武漢市を中心とした肺炎などの症状が出る新型コロナウイルス感染拡大で、中国の多数の地域で春節(旧正月)連休後の企業活動再開が延期されたことや、韓国メーカーが液晶パネルの生産から撤退する動きを強めていることを受け、市場では既に供給不足を予期した需要の高まりが見受けられるという。4日付自由時報が報じた。
65インチのテレビ用パネル価格は1月に2米ドル上昇し、2月も上昇が見込まれ、55インチパネルは3~4米ドル上昇すると予想されている。
邱宇彬ウィッツビュー研究部主管は、液晶パネル生産の前工程は高度な自動化が進んでいるため、今回の新型コロナウイルスの感染拡大による影響は大きくないと指摘した。一方、後工程の場合、台湾メーカーを含め大部分が中国に生産拠点を設置しているため、感染の拡大が長引けば、影響が出る可能性が高いとの見方を示した。
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