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ラムバスがエヌビディア提訴、TSMCの受注に影響か


ニュース 電子 作成日:2008年7月14日_記事番号:T00008810

ラムバスがエヌビディア提訴、TSMCの受注に影響か


 高速メモリーインターフェース技術を開発する米ラムバスは10日、グラフィックIC大手の米エヌビディア(NVIDIA)に特許を侵害されたとして、同社をカリフォルニア州連邦地裁に提訴した。裁判の行方によっては、エヌビディアの生産委託を受けている台湾積体電路製造(TSMC)の受注にも影響が出そうだ。12日付経済日報が伝えた。

 訴状によると、ラムバスはメモリーコントローラーを備えたエヌビディアのチップセット、グラフィックプロセッサーなど複数の製品が17件の特許を侵害していると主張し、生産差し止めと損害賠償を要求している。

 ラムバス側は「過去6年間にわたりエヌビディアと特許権に関する交渉を行ってきたが、徒労に終わったので、訴訟に頼るしかなかった。今後もエヌビディアとの和解を目指したい」と説明した。