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《新型肺炎》中国LED生産影響、台湾メーカーに転注も


ニュース 電子 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088106

《新型肺炎》中国LED生産影響、台湾メーカーに転注も

 肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルス感染拡大により、中国・浙江省義烏市でも事実上の封鎖措置が取られており、同市を主要生産拠点とする中国2位の発光ダイオード(LED)メーカー、華燦光電(HCセミテック)が打撃を受ける見込みだ。市場への供給量が大幅に減少すれば、晶元光電(エピスター)や隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)など台湾メーカーへの発注先切り替えが予想される。5日付経済日報が報じた。

 業界関係者によると、中国LEDメーカーの生産能力は世界全体の約6割を占める。華燦光電の生産能力は世界全体の11.8%だ。同社義烏工場の月産能力は2インチエピタキシャルウエハー換算で100万枚と、同社全体の約5割を占める。

 LED業界では近年、中国メーカーが生産能力増強を続けたことで供給過剰に陥っていた。