ニュース 機械 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088108
台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は4日、肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染拡大の台湾機械産業に対する影響について、サプライチェーンが台湾にあることから影響は限りがあるとし、2020年の機械設備輸出額は5~10%成長するとの予測を改めて示した。5日付経済日報が報じた。
柯理事長は、台湾メーカーは重症急性呼吸器症候群(SARS)を経験しており、自己管理や感染予防ができると語った(4日=中央社)
現在、TAMIの会員は2,800社で、中国に工場を設置している企業は約300社、このうち2社が武漢市に設置している。柯理事長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響は短期的なもので、過度に懸念する必要はないとし、夏以降には感染状況は落ち着くと予測した。
また、柯理事長は米中貿易摩擦が一段落していることから、東南アジアや米国からの受注が回復してきているメーカーが少なくなく、今後、日本円や韓国ウォンなどのレートを注視しつつ、柔軟に価格を調整して台湾の競争力を維持するべきと指摘した。
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