ニュース 医薬 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088112
新型コロナウイルス感染拡大による医療用マスクの需要急増を受け、政府は1カ月以内に日産能力を1,000万枚へと拡大させるため、同10万枚の生産ラインを60本設置する方針だ。5日付自由時報が報じた。
感染予防で需要が高まっているマスクと消毒用アルコールは品切れが続く。生産量を増やす抜本的な対策が必要だ(5日=中央社)
沈栄津経済部長は先日、新北市のマスク生産装置メーカーの▽垕信機械▽権和機械▽長宏機械──を視察したようだ。予算は2億台湾元(約7億2,700万円)近くとされる。
業界関係者は、生産装置の設置には専門の作業員が必要で、通常であれば一例一休(週休2日制)がネックになり1カ月以内の設置完了は困難だが、現在は非常時なので、経済部が労働部と調整して労働時間の柔軟性を高めると話した。
また、生産装置の部品の一部は日本やドイツから輸入しているため、メーカーが作成するリストに基づき経済部が特別案件として対応し、財政部と連携して通関を早める必要があると指摘した。
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