ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088114
台湾本島最南端のリゾート地、墾丁(屏東県)の民宿「墾丁星光会館」が、営業を1年間中止すると発表した。昨年からの中国政府による旅行制限で訪台中国人客が減少していた中、肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルス感染拡大による打撃で、域内旅行需要も大幅に縮小し、経営難に陥ったためだ。墾丁の民宿で営業中止を発表したのは、今年の春節(旧正月、2020年は1月25日)後では初めてだ。5日付工商時報が報じた。
墾丁星光会館は創業約5年で、客室数は39室。従業員は5~6人で、営業中止に伴い「無給休暇(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)」を実施する。
墾丁のある宿泊業者によると、春節後の民宿の予約キャンセルや延期は少なくとも20~30%に達しており、今後100軒近くが経営難に直面するとの見方を示した。
この他、ホテルの馬爾地夫温泉大飯店では、予約が1日当たりわずか20室と、客室全体の5%にまで減少している。
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