ニュース 社会 作成日:2020年2月5日_記事番号:T00088122
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は4日、肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染拡大で事実上封鎖された中国・湖北省武漢市から、3日に台商(海外で事業展開する台湾系企業)関係者ら退避させるため運航された航空便の第1弾で帰台した50歳代の男性について、同ウイルスへの感染を確認したと発表した。感染確認は11人に増えた。5日付聯合報などが報じた。
陳時中・中央流行疫情指揮中心指揮官(左)は涙ぐみながら、感染者が増えたことはつらいが、最大限の努力でサポートしていくと強調した(4日=中央社)
この男性は台湾到着後の検疫で発熱の症状が見られ、病院へ移送されていた。検疫で呼吸器に症状が見られた2人は陰性だった。
大陸委員会(陸委会)は5日、第1弾の帰台者の感染が確認されたことから、第2弾は中台間で検疫の強化方法を協議後に実施するとした上で、5日と6日は実施しないと説明した。
クルーズ船の寄港制限
一方、高雄港に4日入港した豪華クルーズ客船「ワールド・ドリーム(世界夢号)」は、前の航海(中国・広東省広州~ベトナム)に乗船していた3人の感染確認が明らかになり、高雄での下船が急きょ中止された。同船は3日に既に基隆港に寄港していた。
同センターは4日、過去14日以内に中国・香港・マカオに寄港したクルーズ客船の入港を禁止すると発表した。過去28日以内に感染確認者、疑い例の患者が乗船していた場合の入港も禁止する。
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