ニュース その他製造 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088132
製靴大手の▽宝成国際集団(PCG)▽鈺斉国際(ファルジェント・サン)▽豊泰企業──は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響について、現時点では軽微との見方を明らかにした。ここ数年に東南アジアなどに生産地を分散し、中国での生産比率を引き下げてきたためだ。6日付経済日報が報じた。
3社の中国の生産能力比率は▽PCG、約13%▽ファルジェント、約30%▽豊泰企業、11%──。
PCGは、中国の一部地域での生産に影響が出ているが、▽ベトナム▽インドネシア▽カンボジア▽バングラデシュ▽ミャンマー──にも生産拠点があるため、必要に応じて生産体制を調整可能と説明した。
ファルジェントによると、福建工場は10日、湖北工場は14日に春節(旧正月)明けの稼働再開を予定している。原料メーカーの多くは例年、元宵節(旧暦1月15日、2020年は2月8日)後に稼働を再開するため、同社の稼働再開が1~2週間遅れても影響は小さいと説明した。ただ、原料メーカーの稼働再開がさらに遅れれば、原料不足となる恐れがあるという。
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