ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ

コンサルティング リサーチ セミナー 在台日本人にPR 経済ニュース 労務顧問会員

《新型肺炎》量販店のデリバリーサービス、注文倍増


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088137

《新型肺炎》量販店のデリバリーサービス、注文倍増

 新型コロナウイルスの感染拡大により、量販店大手、カルフール(家楽福)と愛買(aマート)は、宅配代行サービス(デリバリーサービス)とインターネット販売の受注が倍増した。6日付経済日報が報じた。

 カルフールは1月30日以降、平日の来店客数が約1割減少したが、デリバリーサービスは1日当たり800件近くと、従来の200~300件から大幅に増加した。主な購入品は、冷凍冷蔵食品、パンなど。ネット販売は29日に5,000件と、春節(旧正月、2020年は1月25日)前の2,000~3,000件から急増した。主な購入品目は▽米▽スープ▽レトルト食品▽缶詰▽冷凍冷蔵食品▽餃子(ギョーザ)▽食用油▽調味料・ソース▽シリアル▽インスタント飲料──など。

 愛買は、1月のデリバリーサービスが6,000件と、見込みの2倍に達した。5日に台北市の忠孝店と新北市の永和店でもデリバリーサービスを開始した他、2月末には台南店でも導入する予定だ。これにより、台湾全14店舗のうち5店舗に増える。