ニュース 運輸 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088139
香港の国泰航空(キャセイパシフィック航空)は5日、全従業員に対して3月1日~6月30日の間に3週間のいわゆる「無給休暇(景気を理由とした労働時間削減、実際には有給を含む)」を取得するよう促すと発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた中国人の渡航制限などによる旅客減への対応で、台湾の従業員約590人が影響を受ける見通しだ。6日付経済日報などが報じた。
同社は、当面は中国本土便の9割削減を含め、路線全体の3割を減便すると明らかにした。
中華航空(チャイナエアライン)は、現時点で無給休暇の計画はないと表明した。ただ、同社は新規採用の客室乗務員約100人について、3日、17日、3月16日に予定していた勤務開始を延期した。同様の措置は2008年の世界金融危機以来だ。
長栄航空(エバー航空)は、現時点で無給休暇の計画はないと表明した。
星宇航空(スターラックス・エアラインズ)は、求人はこれまで通り進め、全便欠航中のマカオ線のリソースは別の路線に振り向けると説明した。
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