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《新型肺炎》新型肺炎まん延のクルーズ客、1月末に台北・基隆で観光


ニュース 運輸 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088140

《新型肺炎》新型肺炎まん延のクルーズ客、1月末に台北・基隆で観光

 乗客・乗員20人の新型コロナウイルス感染が確認され、横浜港沖での検疫が続いているクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」は、1月31日に基隆港に寄港しており、乗客2,694人が上陸し、台北や基隆などを観光した。同船を基隆寄港前の1月25日に香港で下船した乗客の感染が確認されており、台湾寄港時には船内で感染が広まっていた可能性がある。各地の観光地は6日、消毒作業など対応に追われた。6日付自由時報などか報じた。

 同船は1月31日午前7時に接岸し、同日午後6時に離岸した。ツアーに参加した乗客は▽故宮博物院▽中正紀念堂▽龍山寺▽忠烈祠▽円山大飯店(グランドホテル)──などを訪問した。

 6日は故宮、新北市の九份、基隆港の旅客ターミナルなどで消毒作業が行われた他、基隆市政府は廟口夜市(ナイトマーケット)の飲食業者に感染対策の強化を指導した。

 横浜港寄港時、同船には乗客2,666人、乗員1,045人が乗船していた。うち日本人は1,281人、台湾人は22人。感染者20人のうち日本人は7人、台湾人は1人。