ニュース その他製造 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088144
中華経済研究院(中経院、CIER)が5日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月比4.9ポイント下落の51.3で、50を上回る「景気拡大局面」は4カ月連続となった。調査は新型コロナウイルス感染拡大前に行われたため影響を反映していない。中経院の簡錦漢研究員は、中国のサプライチェーン稼働停止の影響は、台湾の第1~2四半期の経済に大きな影響を与えると考えられ、通年の域内総生産(GDP)成長率が2%を下回ることもあり得ると分析した。6日付工商時報などが報じた。
PMIを構成する主要5項目のうち、4項目が50を上回った。上昇したのはサプライヤー納期のみで、57.1(4.8ポイント上昇)だった。その他、▽新規受注、55(6.5ポイント下落)▽雇用、52.8(2.2ポイント下落)▽在庫、50(2.2ポイント下落)──だった。生産高は、18.2ポイント下落の41.7で、50を下回った。
六大産業は、▽食品・紡織、60(前月比1.4ポイント下落)▽化学・バイオ医療、53.6(2.1ポイント上昇)▽電子・光学、52.2(4.4ポイント下落)▽交通設備、52.1(2.3ポイント下落)──となり、4産業が50を上回った。50を下回ったのは、▽電力・機械設備、46(3.5ポイント下落)▽基礎原材料、44.9(6.4ポイント下落)──だった。
1月の非製造業総合指数(NMI)は55で、前月比0.9ポイント上昇した。50を上回る「景気拡大局面」は11カ月連続となった。
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