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《新型肺炎》新型肺炎の感染確認2人増加、累計13人に


ニュース 社会 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088145

《新型肺炎》新型肺炎の感染確認2人増加、累計13人に

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は6日、中国・湖北省武漢市から感染が拡大した肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染者が新たに2人確認され、累計13人となったと発表した。北部居住の40代男性と20代女性で、中国で感染したとみられる。

 40代男性は昨年12月から1月17日まで武漢に、2月2日まで遼寧省大連市に滞在し、帰台。3日に発熱の症状が出て、4日に医療機関を受診した。20代女性は武漢に長期居住しており、1月21日に広東省深圳市経由で帰台。2月1日に咳(せき)、胸の痛みの症状が出て、4日に医療機関を受診した。

 感染が確認された13人の病状は安定している。5日時点での疑い例の通報は累計1,290件で、内訳は感染確認13人、陰性1,135人、残りは隔離検査中(うち1次検査で陰性98人)となっている。感染者との接触者493人のうち、12人が症状を訴え、うち10人は陰性と判明した。

 3日に台商(海外で事業展開する台湾系企業)関係者らを退避させるため運航された航空便で武漢から帰台した人のうち、5人は陰圧室で隔離中だ。この他の242人が隔離での経過観察中で、うち5人が症状を訴えている。

 一方、1月21日に台湾で最初に確認された感染者は、検査の結果隔離措置が解除され、間もなく退院すると明らかにした。