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《新型肺炎》武漢帰還の男性が無断外出、初の罰金処分に


ニュース 社会 作成日:2020年2月6日_記事番号:T00088152

《新型肺炎》武漢帰還の男性が無断外出、初の罰金処分に

 新型コロナウイルスの感染の疑いがあるとして自宅などからの外出制限「居家検疫」の措置が取られていた男性(39)が4日に無断で4時間近く外出していたことが判明した。「伝染病防治法」違反で最高15万台湾元(約55万円)の罰金処分が科せられる。今回の新型コロナウイルス流行で同様のケースによる罰金処分は全土で初となる見通しだ。6日付聯合報などが報じた。

 男性は1月に中国・湖北省武漢市から帰台後、関連規定に従って自宅からの外出制限が取られた。しかし、同措置が期限を迎える1日前の4日午前11時ごろ、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が男性に配布した監視用携帯電話からの信号に異常を確認。同センターから通報を受けた桃園市警察が男性の自宅を訪れたところ、正午ごろには無断で外出していることが判明し、自宅へ戻るよう連絡したところ、男性は午後4時半ごろ帰宅した。