ニュース 医薬 作成日:2020年2月7日_記事番号:T00088159
中国・湖北省武漢市から感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎に対する有効な治療薬として浮上した抗ウイルス薬「レムデシビル(Remdesivir)」の開発に携わった台湾人の女性科学者が脚光を浴びている。7日付蘋果日報などが報じた。
レムデシビルを開発した米バイオ製薬大手、ギリアド・サイエンシズの副社長を務める楊台瑩氏は、台湾大学化学系卒業で、台湾大と南カリフォルニア大学で博士号を持つ人物だ。
レムデシビルを巡っては、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」が1月31日、新型コロナウイルスによる肺炎の患者に発症7日目からレムデシビルを静脈注射で投与したところ、翌日には症状に改善が見られたとの論文を掲載にした。
レムデシビルは現在、中国で中度、重度患者に投与するために輸送中だ。1月末には米中の医療機関と協力し、試験治療が開始され、これまでに武漢で761人が投与を受けた。
伝染病防治医療網(感染症防止医療ネットワーク)台北区指揮官の張上淳台湾大副校長は「ギリアドは台湾にレムデシビルを無償提供することに同意した」と説明した。
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