新型コロナウイルスの感染拡大を受け、交通部観光局は６日、香港とマカオへの団体旅行の送り出しを29日まで停止すると発表した。中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）が香港とマカオの新型コロナウイルスの海外旅行感染症情報をレベル２（警戒、３段階の２番目）に引き上げたことを受けての措置だ。香港とマカオでのトランジットは認める。中央社電が伝えた。
台湾から中国本土への団体旅行送り出しはトランジットを含め既に29日までの停止措置がとられている。
この他、大陸委員会（陸委会）は６日、香港住民とマカオ住民の台湾への入境許可申請の受け付けを７日から原則停止すると発表した。既に入境許可か台湾の有効な居留証を取得している場合は滞在先からの14日間の外出制限「居家検疫」を求める。中国人（台湾人の配偶者を除く）の入境は６日から禁止されていた。
