ニュース 社会 作成日:2020年2月7日_記事番号:T00088166
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は6日夜、肺炎などの症状をもたらす新型コロナウイルスの感染者が新たに3人確認され、累計16人になったと発表した。3人はいずれも中国・湖北省武漢市への渡航歴がなく、うち2人の北部在住の50代の夫婦は航空機内で感染した疑いがある。航空機上での感染が疑われているのは、今回が初めてだ。7日付聯合報が報じた。
陳指揮官(右)は、50代の夫婦が乗っていた航空便に、他の台湾人の乗客がいなかったか調べていると説明した(6日=中央社)
この2人は1月22日、他の2人の家族と共に香港経由でイタリアに渡航、2月1日に再び香港経由で帰台した。イタリア滞在中に咳(せき)の症状が現れ、その後悪化したため、帰台後に医療機関を受診した。
中央流行疫情指揮センターの陳時中・指揮官は、香港からイタリアへの航空便には中国人客が多く搭乗していたこと、飛行時間が12時間と長かったことから、この過程で感染した可能性があると指摘した。
もう1人は南部在住の40代女性で、1月21~24日に他の3人の家族と共にマカオを旅行。2月1日から発熱などの症状が出ていた。
6日午後4時時点での疑い例の通報は累計1,307件で、内訳は感染確認16人、陰性1,166人。残りは検査中で、うち82人は1次検査で陰性だった。
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