ニュース 運輸 作成日:2020年2月7日_記事番号:T00088171
1月末に民間航空運輸許可証の取り消しが決定した遠東航空(ファーイースタン航空)は6日、従業員の大量解雇を計画していると明らかにした。労働部労働関係司の王厚偉司長によると、同社の従業員は867人で、給与未払い額は約1億台湾元(約3億6,500万円)に上る。同社の上級管理職は、大量解雇計画の届け出から60日以内に投資家が見つかれば、残留を希望する従業員の雇用継続が可能になる他、会社は廃業申請が必要なくなると説明した。7日付工商時報が報じた。
遠東航空は財政難により昨年12月13日から予告なしに運航を停止している。今月5日に迎えた給与支給日も、1月に続いて給与を支給できなかった。
遠東航空の張綱維董事長は6日、「事業免許の取り消しにより、見込み投資家にとって運航再開のための資金と時間がさらに必要になった。給与を支払えないため、大量解雇を計画している」と従業員に通告した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722