ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月10日_記事番号:T00088190
行政院の張景森政務委員は7日、台湾で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、かつ中国での感染が6月まで続くという最悪のシナリオが現実になった場合、観光業の損失額は1,200億~1,800億台湾元(約4,400億~6,600億円)に上るとの予測を示した。8日付経済日報が報じた。
蔡英文総統(中)は、寒い冬には暖が、雨の日は傘が必要だとし、観光業への支援を急ぐと語った(7日=中央社)
これに関連して林佳龍交通部長は、最も急を要する44億元規模の観光業支援策を認可したと明らかにした。このうち、春節(旧正月)連休前後に政府の防疫措置に合わせて中国人団体客を予定より早く出境させたことや、団体旅行の予定変更、キャンセルにより生じた約20億元の損失について、2月末までの補償完了を目指していると表明した。
林部長はさらに、企業の資金繰りをサポートする融資支援の準備も整っており、関連の資金は当面、観光発展基金などから拠出すると説明した。
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