ニュース 政治 作成日:2020年2月10日_記事番号:T00088200
世界保健機関(WHO)は8日、新型コロナウイルスによる肺炎に関して今週開く専門家会議に台湾の専門家がオンライン方式で参加することを明らかにした。10日付自由時報が伝えた。
蔡英文総統(右)は、オンライン参加は初めの一歩にすぎず、今後の実質的な参加を目指すと語った(10日=中央社)
WHOは11、12の両日、全世界から400人の専門家を集め、新型コロナウイルス対策を協議する。WHO関係者は今回、「台湾とのテクニカルな連携を維持していく」と表明した。
台湾は蔡英文政権発足後、中国の妨害を受け、WHOの会議にオブザーバーとしての参加もできない状況が続いてきたが、今回風穴が開いた格好で、台湾外交部は9日、「良い始まりだ」とし、さらに当局者の派遣を目指す考えを表明した。今回は新型コロナウイルスを受けた対応だが、今後は定期的で制度化されたWHO参加が目標となる。
外交部の欧江安報道官は「既にWHOには担当者の出席を強く求めており、WHOと調整している」と述べ、会議に実際に出席することを目指す考えを強調した。
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