ニュース 電子 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088207
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は10日、中国当局の求める新型コロナウイルス感染対策を施し、江蘇省南京市の12インチウエハー工場と上海市松江の8インチ工場の稼働を再開した。11日付蘋果日報などが報じた。
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、従業員の復帰は100%ではないが、傘下の和艦芯片製造(蘇州、HJTC)と聯芯集成電路製造(アモイ)の生産に影響はなく、稼働率は90%を維持していると説明した。春節(旧正月)連休期間も生産ラインを稼働しており、シフト勤務の従業員が工場区内で過ごしていたためだ。
江蘇省蘇州市に生産拠点がある半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)や矽品精密工業(SPIL)、京元電子(KYEC)なども稼働を再開した。稼働率は60%程度。
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は寧波(浙江省)、仏山(広東省)、上海工場で10日に稼働を再開した。南京工場は稼働再開を申請中だ。友達光電(AUO)は稼働を停止しなかったので、影響はない。
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