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《新型肺炎》香港・マカオ団体旅行の禁止、3月末まで延長


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088212

《新型肺炎》香港・マカオ団体旅行の禁止、3月末まで延長

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、交通部観光局は、団体ツアーの香港とマカオ行き、およびトランジットの禁止を3月31日まで延長すると発表した。中国行き、およびトランジットの禁止は4月末まで延長する。11日付自由時報が報じた。

/date/2020/02/11/11tour_2.jpg衛生福利部(衛福部)の陳時中部長(左)と、教育部の潘文忠部長(右)が説明した。台湾で学ぶ香港とマカオの学生は1万844人で、10日午後時点で7,972人が台湾に戻っていなかった(10日=中央社)

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は10日、香港とマカオ住民の台湾への入境を11日より禁止すると発表した。台湾の学校に在籍する学生も含まれる。居留証がある台湾人の配偶者や、ビジネス活動の履行、多国籍企業の人事異動などは対象外。許可を得て入境した者には14日間の外出制限「居家検疫」を求める。

 大陸委員会(陸委会)の陳明祺副主任委員は、7日より香港とマカオの住民に対し台湾入境後、居家検疫を義務付けていたが、香港やマカオで新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なため、入境禁止を決めたと説明した。内政部移民署の統計によると、以前の香港・マカオ住民の入境は1カ月当たり延べ9万~17万人、中国からは9万~31万人だった。