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《新型肺炎》フィリピン、台湾滞在歴で入国禁止


ニュース 社会 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088221

《新型肺炎》フィリピン、台湾滞在歴で入国禁止

 フィリピンの民間航空委員会(CAB)は10日夜、過去14日以内に台湾に滞在歴のある旅行者(フィリピン人および永久居住権保有者を除く)に対する入国禁止措置を導入すると発表した。新型コロナウイルス感染対策のため。これにより、同発表後にマニラ空港などに到着した台湾人旅行者約150人が入国を拒否され、足止め状態となっている。中央社電が11日伝えた。

/date/2020/02/11/18philippines_2.jpg旅行大手各社は、団体旅行で現地に滞在する約500人の帰還に向けた調整に入った(11日=中央社)

 フィリピン当局は今月2日、中国、香港、マカオに滞在歴のある旅行者に対する入国禁止措置を導入。今回、「一つの中国」政策に基づき、台湾を対象に含めるとした。フィリピン国民の台湾渡航も禁止される。

 台湾の在フィリピン代表処関係者は、今回の措置について「誤った決定」との認識を示し、フィリピンの対台湾窓口機関、マニラ経済文化弁事処(MECO)と積極的な協議を行っていると説明した。