ニュース 家電 作成日:2020年2月11日_記事番号:T00088224
シャープの戴正呉社長は10日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期されていた中国工場の春節(旧正月、2020年は1月25日)連休後の稼働を再開したと明らかにした。従業員の職場復帰率は75%。物流停滞によるサプライチェーン寸断が最大の問題で、3月まで感染拡大が続けばサプライヤー、顧客などに予測不能な影響が出るとの見通しを示した。11日付経済日報などが報じた。戴社長。同社の今年の8Kテレビ世界出荷台数目標は20万台、前年の約10倍だ(10日=中央社)
シャープの中国工場は▽南京(江蘇省、テレビ・パネル)▽無錫(同、パネル)▽常熟(同、事務機器)▽上海(モジュール)▽杭州(浙江省)──の5カ所で、世界生産能力の約30%を占める。
戴社長は新型コロナウイルス感染拡大について、ブランド販売では携帯電話と情報通信技術(ICT)製品への影響が大きいが、テレビと白物家電は大半を東南アジアで生産しているため影響は小さいと説明した。
戴社長はさらに、メキシコでのテレビ生産で鴻海精密工業と提携しており、生産品目の追加を検討していると明らかにした。また、今年半ばにはベトナムのホーチミン市で新工場が稼働予定だという。
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