新型コロナウイルス感染拡大を受け、自転車と部品などの展示会、台北国際自行車展覧会（台北サイクルショー）は、３月４～７日の開催を見送ると発表した。業界では、延べ２万人以上が来場し、商機1,000億台湾元（約3,660億円）以上を創出すると見込まれていた。12日付経済日報などが報じた。
主催の中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）の葉明水秘書長は、30年以来で初の事態と説明した（11日＝中央社）
今年の台北サイクルショーは出展企業1,250社、ブース3,800小間で過去最大規模となるはずだった。同時開催のスポーツ用品の展示会、台北国際体育用品展覧会（TaiSPO）も見送られた。
TAITRAは両展示会の開催見送りを受け、５月14～16日に特別展「Taipei Cycle+」と「TaiSPO+」を台北南港展覧館で開催する。出展ブースは1,800小間の予定。オンライン展示会やオンライン商談会などを導入する。
