ニュース 電子 作成日:2020年2月12日_記事番号:T00088238
新型コロナウイルス感染が拡大する中、米アップルにフレキシブルプリント基板(FPC)を供給する台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は11日、同社の主要生産拠点である高雄市と中国・昆山市の工場で、全社生産能力の75~80%を維持しており、顧客の需要が回復すればすぐにでも対応できると説明した。12日付自由時報などが報じた。
熊雅士財務長は、昆山工場では既に従業員約5,000人と、通常時の半分近くを確保していると説明した。
同社が11日発表した2019年第4四半期の連結売上高は87億3,300万台湾元(約320億円)で、前期比5.2%増、前年同期比4.2%増だった。純利益は16億5,200万元で、前期比44.2%増、前年同期比31.5%増となり、四半期ベースの過去最高だった。熊財務長は、第5世代移動通信(5G)用アンテナ技術への参入の他、顧客の新機種に使用される同社製品の割合が75%に達したことなどが要因と指摘した。
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