ニュース 電子 作成日:2020年2月12日_記事番号:T00088241
新型コロナウイルス感染拡大を受けて延期されていた電子機器受託メーカーの中国工場の春節(旧正月、2020年は1月25日)連休後の稼働再開が10日以降相次ぐ中、▽DRAM▽相補性金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサー(CIS)▽受動部品▽液晶パネル──など重要部品の不足が深刻で、関連メーカーに緊急受注が舞い込んでいる。12日付工商時報が報じた。
DRAMは第2四半期まで供給逼迫(ひっぱく)が続き、スポット価格、契約価格ともに上昇する見通しだ。南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)などが恩恵を受けそうだ。
CISは下半期まで供給不足が続くと予想されている。第1四半期の価格は1割上昇する見通しで、原相科技(ピックスアート・イメージング)などが恩恵を受けそうだ。
受動部品は第2四半期も供給不足が続く見通しで、チップ抵抗器、コンデンサーなどの価格上昇が見込まれている。
パネルは中国メーカーが材料、労働力不足で稼働率を上げられないことなどから供給不足となっており、価格上昇が予想されている。
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