ニュース 運輸 作成日:2020年2月12日_記事番号:T00088246
新型コロナウイルスの感染対策で、フィリピン政府が10日夜、過去14日以内に台湾に滞在歴のある旅行者に対する入国禁止措置を発表したことを受け、台湾~フィリピン路線を就航する航空各社が減便、欠航を発表した。12日付工商時報が報じた。
フィリピンの空港で翌日の帰台のフライトを待つ旅客。交通部観光局のまとめによると、フィリピンに滞在中だった団体ツアーは21組542人。25日までに予定していた団体ツアーは83組1,680人に上る(11日=中央社)
中華航空(チャイナエアライン)は11日、台北(桃園)~マニラ路線を毎日2便から1便に減便し、高雄~マニラ路線の週5便を欠航すると発表した。同日よりフィリピン国籍や永住権取得者以外の搭乗を受け付けない。
中華航空傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)は、15日から3月末までフィリピン路線を全便欠航とする。ただし、14日までのボラカイ、パラワン、セブ便は運航する。また、12日より中国のマカオ路線を全便欠航する。
1月23日に運航を開始したばかりの星宇航空(スターラックス・エアラインズ)は12日、セブ路線就航を7月1日へと、従来予定の4月6日から繰り延べると発表した。8日よりマカオ路線は欠航している。
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